引越しの相場と料金見積もりをトコトン安くするコツ

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かなちゃん
どうすれば引越し料金を安くすることができますか?
ゆうとさん
料金を一番安くする方法は、引越し業者比較サイトで複数の業者から見積もり(相見積もり)を取ることです。今回は、引越しにかかる費用の相場と、見積もりをトコトン安くするコツについてご紹介します。

【結論】SUUMO(スーモ)引越しなら、営業電話なしで安心!

先に結論からお伝えします。

一番のおすすめは「SUUMO引越し」という引越し業者比較サイトを利用することです。複数の引越し業者から見積もりを取ると、業者間で競争原理が働くため、引越し料金が劇的に安くなります

下記の表を見る限り、提携引越し業者の数は少ないですが、最大のポイントは「電話番号の入力をせずに見積りが出せる」というところです。

業者名オススメ度おすすめポイント提携引越し
業者の数
割引率
第1位
★★★★★電話番号の入力をせずに見積りが出せる約70社最大50%
第2位
★★★★☆約290社の中から見積りが出せる約290社最大50%
第3位
★★★★☆約300社の中から見積りが出せる約300社最大50%

引越し業者比較サイトは、そのほとんどが電話番号の登録が必須になっています。電話番号を入力すると、引越し業者から、見積もりに関する電話がバンバンかかってきてしまうのです。

見積りを依頼するので当然といえば当然なのですが、「ちょっと料金を知りたい」というだけの方にとっては、鬼電地獄になってしまいます。その点、「SUUMO 引越し」はメールアドレスのみでOK(=電話番号の入力を省略できる)なので、概算見積りはメールで送られてきます。

だいたいの金額が知りたい、また概算見積りを見てから数社に絞りたい…と考えている方には最適な比較サイトなのです。

他にも、「引越し侍」と「引越し価格ガイド」もおすすめです。(※ただし、こちらは電話番号の入力は必須になっています。)

「引越し侍」は業界トップの約300社の引越し業者の中から選ぶことができるのがウリです。一番、料金を安くできる可能性が高いのが「引越し侍」となります。

「引越し価格ガイド」は引越し料金を安くするコツ等を解説したガイドブックを無料でもらえます。引越しが初めての人には特におすすめです。

おすすめ順に並べると下記の通りです。

第1位 SUUMO(スーモ)引越し

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SUUMO 引越しの特徴
  1. 営業電話がかかってこない(電話番号の入力がいらない)
  2. 90社以上の引越し業者から見積りが取れる
  3. 利用者の口コミや評判がわかる
ゆうとさん
電話番号の入力が唯一省略できる引越し比較サイト。イチオシです!

第2位 LIFULL引越し

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LIFULL引越しの3つの特徴
  1. 赤帽の見積もりも出せる(短距離、単身引越しに強い)
  2. 最短45秒で無料見積りができる
  3. 約130社以上の引越し業者と提携している
かなちゃん
「赤帽」の見積もりが出せるので、短距離・単身引越しを希望している人にはオススメです

第3位 引越し侍

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引越し侍の3つの特徴
  1. 約300社の引越し業者を比較できる
  2. 最大50%安くなる引越し見積もりサービスが無料
  3. 引越し業者ランキングがわかる
ゆうとさん
最大50%安くなる引越し見積もりサービスが特徴です

引越しの相場ってどれくらい?

まず、引越しをする前に、費用の相場について知っておく必要があります。普通に依頼した場合は、平均でどれくらいかかるのか…引越し料金の目安をご紹介します。

単身引越しの場合

一般的な引越し業者の「単身パック」、単身引越しの際にかかる費用の相場は以下のとおりです。

単身
(荷物が少ない)
単身
(荷物が多い)
一般の相場料金約64,000円約83,000円
通常期(5~2月)の料金相場約27,000円約33,000円
繁忙期(3~4月)の料金相場約34,000円約50,000円
~15km未満
(同市区町村程度)
約20,000円約25,800円
~50km未満
(同都道府県程度)
約21,600円約30,000円

単身引越しの平均としては、60,000円~80,000円といったところですが、距離や時期によっても大きく料金が異なります。

近距離であれば、荷物が少ない場合、約20,000円と意外と安く引越しできるということがわかります。ただ、繁忙期で荷物の多い場合は、50,000円もかかってしまうので、荷物の量も料金を安くするうえで重要なポイントになりそうです。

家族引越しの場合

家族引越しの場合、3人家族・4人家族・5人家族それぞれの相場は以下のとおりです。

3人家族4人家族5人家族
一般の相場料金約75,000円約80,000円約90,000円
近距離・通常期(5~2月)の料金相場
~50km未満
約74,000~80,000円約75,000~100,000円約80,000円
近距離・繁忙期(3~4月)の料金相場
~50km未満
約100,000~118,000円約110,000~160,000円約120,000円
長距離・通常期の料金相場
500km未満
約100,000~160,000円約100,000~175,000円約100,000~200,000円
長距離・通常期の料金相場
500km以上
約235,000円約240,000円約260,000円
長距離・繁忙期の料金相場
500km未満
約190,000~260,000円約225,000~270,000円約300,000円
長距離・繁忙期の料金相場
500km以上
約320,000円約350,000円約360,000円

家族引越しの相場としては、平均70,000~90,000円です。ただし、これも距離によってかなり金額に差が出てしまいます。

繁忙期、長距離で500km以上の距離だと、4人家族で約350,000円にもなってしまいます。距離に関しては仕方ないので、できるだけ繁忙期を避けて、荷物の整理をしておくと安く済ませることができそうですね

引越しで冷蔵庫や洗濯機だけって運べるの?

かなちゃん
例えば、引越しのときに冷蔵庫や洗濯機だけ…っていうのは引越し業者で運んでくれたりするものですか?やっぱりそういうのは宅配便ですかね?
ゆうとさん
引越し業者でも冷蔵庫、洗濯機だけの運搬は行っています!そういう依頼をする方も多いので、引越し業者では【大型家電のみの配送プラン】というのも用意しているところがあるのです

引越し業者に冷蔵庫や洗濯機だけの運搬依頼は可能

引越しの際、例えば「冷蔵庫だけを運んでほしい」という家電のみの運搬は引越し業者に依頼することが可能です。

また、最近では引越し料金をできるだけ安く抑えたいという方も多く、近場の引越しであれば自分で細かな荷物を運び、大きな家電のみの運搬を引越し業者に依頼する方も増えてきています。

引越し業者の方も、そのようなニーズに応えるように「家電のみ配送プラン」というものを設けているところがたくさんあります。

もし、引越しの荷物はそれほど多くないけれど、冷蔵庫や洗濯機のような大きな家電を自分で運ぶのは難しい…という場合、引越し業者に遠慮なく相談しましょう。

ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」VS引越し業者に依頼した場合の平均料金

下記の条件にてクロネコヤマトのらくらく家財宅急便と引越し業者に依頼した場合の平均金額を比較した結果がこちらです。

【前提条件】
  • ソファ × 1個
  • シングルベッド × 1個
  • 単身用冷蔵庫 × 1台
  • 全自動洗濯機 × 1台
ヤマトホームコンビニエンス
「らくらく家財宅急便」
41,796円
引越し業者に依頼した場合の平均金額30,000円
差額11,796円

※「らくらく家財宅急便」の料金は2017年12月現在の税込料金を計算し、掲載しています。
※引越し業者の平均料金はクラウドワークスにて全国の単身引越し経験者1000人にアンケート調査をした結果です。(調査期間:2018年1月1日~3月31日)

かなちゃん
一人暮らしの荷物の少ない人はこのくらいの量ですよね。差が1万円もあるなんて驚きです
ゆうとさん
引越し業者の中には、冷蔵庫だけならもっと安くなるところもあるので、見積りを取ってみるといいですよ

引越し料金を安くする5つのコツ

かなちゃん
引越し業者1つ1つに見積もりを依頼するよりも、まとめて依頼できる方が楽ね!あと、引越し料金を安くするコツみたいなものってありますか?
ゆうとさん
引越し業者比較サイトで一括見積りを出すとどんなメリットがあるのか、またほかに引越し料金を安くするコツをいくつかご紹介していきます

POINT1 相見積もりを出して料金を比較する

まずは、引越し業者比較サイトで、一括見積りサービスを利用して複数の引越し業者から見積りを出しましょう。

一括見積りを依頼すると、早い業者では即日、遅くても3日くらいで概算見積り額についての返事が電話かメールできます。

複数の引越し業者のだいたいの見積り額がわかったところで、今度は本格的な交渉に入りましょう。一番安かったところ、サービスがよさそうなところなど色々な点で比較して、もう少し安くならないか値切ってみるのもいいですね。

とにかく、相見積もりを出して、料金を比較し、できるだけ安くなるようにお願いしてみるというのは引越し料金を安くする最大のコツといえます

相見積もりを取るときは、引越し業者に「ほかの引越し業者と比較している」ということを正直に伝えるのもおすすめです。

そうして、自宅まで見積りに来てもらう場合は、同じ日に時間をずらして見に来てもらうようにしましょう。その日の最後に引越し業者の料金・スタッフの対応・サービスの内容など総合的に判断して、一番良いところにオファーを出すようにするのがベストです。

POINT2 引越し料金が安い時期を選ぶ

引越しは時期によって料金が大きく変わります。引越しする場所はある程度決まってしまうので仕方ないですが、時期がもし決められるのであれば、「繁忙期」と呼ばれる時期を避けて引っ越すと安くなることがあります

引越しにおける繁忙期は、3月・4月です。ご存知のとおり、3月、4月は卒業、入学、転職、転勤、退職、入社などで引越しする人が多い時期なのです。

この時期は、引越し業者も大忙しなので、料金を安くするのが難しいだけでなく、予約も取りにくいといったデメリットがあります。

反対にこの時期を避ければ安くなりますので、3月に引っ越したい方は2月に、4月に引っ越したい方は5月にずらすだけでもだいぶ料金が変わってきます。もし、ずらすことができるなら繁忙期は避けて通常期に引越しをするようにしましょう。

POINT3 不用品を前もって処分し荷物を減らす

先ほど、付帯サービスのところに「不用品の処分」という項目がありましたが、実は引越し業者でも不用品の買い取りや処分を行っているところがあるのです。

しかし、引越し業者によっては有料で処分を請け負っているところもあり、余分な費用がかかってしまう恐れがあります。

また、「購入から5年以上の家電は買い取りの対象外」など、処分(買い取り)する品物にさまざまな制約を設けているところもあるため、不用品に関しては前もって自分で処分しておいた方が余分な費用がかからなくて済みそうです

POINT4 ダンボールを自分で調達する

引越しの際に、引越し業者からもらえるダンボールの数には限りがあります。大手引越し業者では、上限を50枚に設定しているところが多いようです。

荷物の量にもよりますが、4人家族で荷物が多めのご家庭だと50~80枚ほどのダンボールが必要だと予想されます。つまり、30枚近く足りなくなる恐れがある…ということです。

もし、追加でダンボールをもらうことになった場合は、1枚ずつ購入しなければならないのです。

ちなみに、アート引越センターでは、1枚当たりSサイズが200円、Mサイズが300円です。10枚、20枚と追加していくとそれなりの金額になってしまいますね。

実は、裏ワザとして、ダンボールを自分で調達するという方法があります。ダンボールを引越し業者からもらわないかわりに、その分値引きしてもらうという方法です。

ダンボールを自分で購入、またはホームセンターなどから調達してくることで、引越し料金を少し安くできるかもしれないのです

ダンボールを購入する際は、できるだけ安いものを選ぶようにしましょう。引越し業者で購入する金額よりも安いものだと節約できますね。

しかし、引越しのダンボールは強度に気をつけなければなりません。使い古したようなダンボールは弱っているので、荷物を入れたときに壊れてしまう可能性があるのです。

引越し業者の方に迷惑をかけないように、自分で購入、または調達する際は、できるだけ安くて丈夫なダンボールを選ぶようにしましょう。

POINT5 安くなるプランを利用する

引越し業者には、時間帯などによって安くなるプランを設けているところがあります。

例えば、「フリー便」といって時間帯を決めないプランでは、引越し業者が忙しくない時間を利用して引越しできるため、通常のプランよりも安くなります。

また、「帰り便」といって、午前中の引越しが済んだトラックを利用して行う引越しプランもあります。これは、一度引越し作業をしたトラックが、帰り道に寄って次の引っ越し作業をするため、引越し業者としては無駄がなく、効率よく作業できることから安くなります。

このように、時間帯を決めない、あるいは暇な時間帯を利用するプランを選ぶことで引越し費用を安く抑えることができるのです

【実例】相見積もりで引越し料金は本当に安くなるの?

ゆうとさん
まずはこちらの相見積もりの実例を見てください!
引越し元引越し先
都道府県市町村福岡県福岡市東区大阪府大阪市東住吉区
部屋の広さ1LDK1LDK
荷物量一人暮らし分の荷物量
引越し業者名見積額(税込)
スタイル引越センター177,500円
サカイ引越センター169,400円

引越しの見積もりの条件はまったく同じです。まず1社目は○○に見積もりをお願いしました。そして、2社目は○○に見積もってもらいました。

そもそも1社だけに見積額を算出してもらった場合、その見積額が正しいかどうかわかりません。別の会社に見積もってもらうことで、初めて1社目の見積額が正当なものかどうかが判断できます。

そして、見積もってもらう会社が多ければ多い程、引越し料金が安くなる可能性が高くなります。引越し一括見積もりサイトを利用すると、お得になる理由がここにあります。

ゆうとさん
引越し料金を下げるコツは引越し業者に価格競争をしてもらうことです。そのため、2社目の見積もり時にハッキリと「1社目の見積額は〇〇円でした」と伝えましょう。
かなちゃん
なるほど!そう言えば、2社目の引越し業者は1社目の見積額を基準にして、さらに値引きしようとするはずですね

スタイル引越センターの見積書(177,500円)

サカイ引越センターの見積書(169,400円)

スタイル引越センターとサカイ引越センターの見積書をよく見比べてください。注目すべきは値引き額です。

1社目のスタイル引越センターは正規料金273,100円から値引き額95,600円(運賃値引き33,100円+作業費値引き30,000円+再値引き32,500円)を差し引いて、177,500円という金額を提示しました。

スタイル引越センター
値引き前見積額(正規料金)273,100円
値引き額▲95,600円
値引き後見積額177,500円

既に大きな値引きが入っている状態なのですが、この見積書を持って、サカイ引越センターに見積もってもらった結果が下記の通りです。

サカイ引越センター
値引き前見積額(正規料金)292,400円
値引き額▲123,000円
値引き後見積額169,400円

2社目のサカイ引越センターの正規料金は292,400円ですが、スタイル引越センターに負けないように123,000円を値引きして、最終的に169,400円という見積額を提示しています。

このように1社だけだと、その見積額が正しいかどうかが不明です。2社に見積もってもらうことで、見積額が妥当かどうかがわかって、引越し業者の間で価格競争が起きて、さらに大きな値引きが入るのです。

かなちゃん
この「あいみつ」を利用しない手はありません。必ず2社以上の引越し業者に見積もってもらいましょう。

引越しを少しでも安くするなら業者を比較して相見積もりを出そう!

引越し料金を安く抑える方法まとめ
  • 引越し業者比較サイトで一括見積りを出す
  • 相見積もりを出して一番安いところを選ぶ
  • 引越しが安くなる時期を選ぶ
  • 安いプランを利用する

引越し料金はできるだけ安く抑えたいものです。しかし、安いだけでひどい引越し業者にあたってしまったら、ガッカリしてしまいますね。

引越し業者比較サイトを利用すると、口コミや評判、ランキングもチェックできるので、おすすめの引越し業者がわかります

おすすめの引越し業者の中から数社選び、一括見積りを出すこともできるのです。概算見積り額がわかったら、今度は自宅に来てもらって相見積もりを出して比較しましょう。引越し料金だけでなく、スタッフの対応やサービスの内容を比較し、最適な引越し業者を選ぶのがベストです。

引越しは、ちょっとしたコツをつかむと、さらに安くすることができます。余裕を持って計画を立てて、賢く引越しできるようにしたいものですね。

業者名オススメ度おすすめポイント提携引越し
業者の数
割引率
第1位
★★★★★電話番号の入力をせずに見積りが出せる約70社最大50%
第2位
★★★★☆約290社の中から見積りが出せる約290社最大50%
第3位
★★★★☆約300社の中から見積りが出せる約300社最大50%
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アバター
32歳の引越し業者専門ライター。私自身も引越しマニアで過去5回、引越し経験があります。引越し料金を安くする方法について熟知しています。

<私の引越し歴>
1回目(2010年11月)東京都新宿区→神奈川県川崎市
2回目(2013年01月)神奈川県川崎市→東京都渋谷区
3回目(2015年05月)東京都渋谷区→兵庫県神戸市
4回目(2019年01月)兵庫県神戸市→大阪府大阪市
5回目(2020年07月)大阪府大阪市→大阪府豊中市
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